こんにちは、終活のSEです。
自作キーボードを2台組み立てましたが、初心者にありがちないくつかの過ちに気がついたので記事にしたいと思います。
自作キーボード初心者の過ち
2つのキーボードを自作しましたが、知識不足でいろいろとやらかしてしまったので、初心者の過ちを紹介していきたいと思います。
マウント方式の理解不足
この記事で Mode Designs SixtyFive 自作キーボードを組み立てたわけですが、マニュアル無視によりマウント方式を意識せず組み上げてしましました。
様々なマウント方式がありますが、静音性や打鍵感が良いというトップマウント方式にすることにしました。
トップマウント方式にするために、
ボトムケースにつけているシリコンベースを取り外します。
次にPCBプレートタブについているシリコンプレートキャップを
取り外します。
マニュアルに従って取り外した後、Mode Designs SixtyFive を組み上げます。
マニュアルに従って組み上げ直す前後でどうなったかというと、エンターキーのみがわずかに音が大きくなった感じで大きな違いは無いように感じました。
ただ澄んだ感じの打鍵音になった気もしますが、プラシーボ効果のようなきもしますし、各種シリコンを取り除いたので静音性とのトレードオフなのかもしれません。
NKRO(N-Key Rollover) ON/OFF機能が無かった。
Mode Designs SixtyFive キーボードを使っているとうまく入力出来ないような時が極稀にあり、ふとがNKRO(N-Key Rollover)に対応しているのか調べたくなりました。(ちなみに間違いなく私がうまくキー入力出来ていないだけです。)
で、結果のとおり、NKRO(N-Key Rollover)には対応しておらず、6つのキーの同時押しまでしか対応していませんでした。(同時に押されているキーは、薄暗い赤色部分になり、6つ以上増えないことから同時押し可能なのは6つのキーという判断です。)
Mode Designs に SixtyFive を NKRO(N-Key Rollover) に対応させるためにはどうしたらいいかと相談したところ、リスクがあるがNKRO(N-Key Rollover)に対応したファームウェアに個人責任で書き換えくれれば良いと返答がありました。
NKRO(N-Key Rollover)機能が付いているユーザが作成した独自ファームウェアのDiscordリンクをもらったけど、ミスったときに復旧させる知識もないことと、NKRO(N-Key Rollover) がないことがそれほど問題ではなかったので、リスクのほうが大きいと判断したため諦めることにしました。
なお最近のファームウェアには、NKRO(N-Key Rollover)のON/OFF機能が付いているみたいですので、今後 SixtyFive が販売される時は改善を期待したいですね。
ちなみに、TOFU60 自作キーボードは、NKRO(N-Key Rollover) に対応済のファームウェアでした。
PCB マウント スタビライザー毎の静音性
Mode Designs SixtyFive を使っていてはっきりと違いがわかりましたが、TOFU60 組立時に使用した Cherry スタビライザーと Mode Designs SixtyFive 組立時に使用した DUROCK V2 のスタビライザーを利用しているキーの鍵音の大きさが異常に違うことに気が付きました。
個体差なのかは不明ですが、 Cherry スタビライザーを使っているキーの打鍵音がとにかく大きく感じました。
色々と打鍵時の動作を比べたところ、どうも縦(奥?)の遊びが大きいため、打鍵時にカチャカチャという音が大きく発生しているようでした。
そこで記事にあるようなメラニンテープをサイドに貼り付けていましたが、縦方向にも貼り付け遊びを少なくしたところ、カチャカチャ音がなくなり非常に静かになりました。
これには非常に満足していますので、スタビライザーのカチャカチャ音が大きい方にはオススメの静音化です!
特に問題なければ DUROCK V2 PCB マウント スタビライザーがオススメ。
Cherry PCB マウント スタビライザーの場合で、カチャカチャ音が大きい場合はここで紹介した静音化方法を試してみることをオススメします。
まとめ
自作キーボードは2つしか組み上げていませんが、色々とケースやスタビライザー、PCBの違いで発生する事象が、自作キーボードの楽しみなのかもしれないと感じられた出来事でした。
実はスタビライザーを静音化できたことで、静音のタクタイルキースイッチにも興味がでてGazzew Boba U4 サイレントタクタイル キースイッチRGBを購入。タクタイル感がいい感じで残った状態にも関わらず、非常に静音で大満足!
そして勢いで GRAYSTUDIO Space65 III も欲しくなったので予約購入。
生産は6ヶ月後なのか、6ヶ月以内なのかよくわからなかったが、半年待てば何かアクションがあるのだろうと思う。
今後自作キーボードで色々と過ちに気づいた場合は、こちらに追記していきたいと思います。