雑記

Web会議で音声の途切れや、音声トラブルの原因は?

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Web会議で音声の途切れや、音声トラブルの原因は?
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こんにちは、終活のSEです。

今日は在宅やテレワークの際に開催されるWeb会議の音声の途切れや、音声トラブルの原因について説明したいと思います。

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Web会議で音声の途切れや、音声トラブルの原因

まずWeb会議で音声の途切れや音声トラブルが数人参加しているメンバのうち、自分自身だけに発生しているか、特定の2名だけといったことが重要です。参加しているメンバ全員の場合は、Web会議システムそのものに問題がある可能性がありますので、次に説明する内容は該当しない可能性があります。

相手の音声がまったく聞こえない場合

相手の音声がまったく聞こえない場合、まずは次の項目を確認してみてください。

  • 有線接続の場合、イヤホンジャックまたはUSB接続機器が正しくパソコンにささっていない。
  • Bluetooth接続の場合、パソコンとBluetooth接続機器が正しく接続を行えていない。
  • イヤホンのボリュームが小さい、またはボリュームが消音になっている。

これらを確認してみて問題がないことを確認してみましょう。問題がないかどうかは、パソコンでYoutubeの動画や音楽を聞いてみて音声が聞こえれば、接続や音量に関しては特に問題ないことが判断できます。

相手に音声がまったく届かない場合

相手に音声がまったく届かない場合、まずは次の項目を確認してみてください。

  • 有線接続の場合、マイクジャックまたはUSB接続機器が正しくパソコンにささっていない。
  • Bluetooth接続の場合、パソコンとBluetooth接続機器が正しく接続を行えていない。
  • マイクのボリュームが小さい、またはボリュームがミュートになっている。

これらを確認してみて問題がないことを確認してみましょう。問題がないかどうかはサウンドパネルを開いて、マイクに向かって話してみて音量バーが上下していれば問題ありません。

相手の音声が聞こえたり聞こえなかったり、途切れたりする場合

先程のまでの確認で、相手の音声が全く聞こえない場合の対処は出来たと思います。相手の音声が聞こえたり、聞こえなかったり、途切れたりするのは次の理由が考えられます。

ネットワーク通信帯域不足

相手の音声が聞こえたり聞こえなかったり、途切れたりする場合、ネットワーク通信帯域不足の可能性があります。余談ですが最近のWeb会議システムでは、ネットワーク通信帯域不足の場合、画面にその旨通知されてくるものもあります。

過去の記事にインターネット通信速度の測定の仕方を書いている記事があるので、まずはインターネットの通信速度を測ってください。

うまく測定できたでしょうか。なお1Mbps = 1000kbsで、1Mbps のほうが1kbpsよりもデータ帯域が大きいです。

パソコンでWeb会議している方が多いと思いますので、Zoomというウェブ会議システムを参考にWeb会議(ミーティング)に必要な通信量を確認します。ここではZoomというウェブ会議システムを参考にしていますが、ご自身が利用されているWeb会議システムによって必要となるネットワーク帯域が異なるので注意してください。

1対1のWeb会議グループビデオ
高品質ビデオ600kbps
(DOWNLOAD/UPLOAD)
800kbps/1.0Mbps
(DOWNLOAD/UPLOAD)
HDビデオ1.2Mbps
(DOWNLOAD/UPLOAD)
ギャラリービュー/720p HD1.5Mbps/1.5Mbps
(DOWNLOAD/UPLOAD)

先程測定した結果と比べてみてどうだったでしょうか。
私が以前利用していた環境だとUPLOADはギリギリ、DOWNLOADも心伴い感じです。
新しく契約したインターネットプロバイダの数値だと余裕ですね。

ネットワーク通信帯域不足が解消し、音声トラブルがなくなるとWeb会議で聞き返したりする必要がなくなりますし、ファイルをダウンロードしたり、編集したファイルをアップロードしたりするような作業もストレスを感じることなく作業をすることができます。

ネットワーク帯域がギリギリの方は紹介した記事を参考に、新しいプロバイダの検討をしてみたほうがよいでしょう。

CPUやメモリのリソース不足(パソコンのスペック不足)

Web会議をしている際に、タスクマネージャを起動させ、パフォーマンスタブを確認してみてください。

CPUやメモリのどちらかのリソースがほぼ100%に張り付いている状態であれば、パソコンのスペック不足の可能性が高いです。こちらも最近のWeb会議システムの場合、画面にその旨通知が表示されることがあります。

対処方法としては、不要なアプリケーションを終了させてCPUやメモリのリソースを少しでも確保しましょう。そうすることでWeb会議システムに適切なCPU、メモリのリソースが割り当てられ安定した環境で会議することができます。

相手に音声が届いたり届かなかったり、途切れたりする場合

先程の相手の音声が聞こえたり聞こえなかったり、途切れたりする場合と同様の対処で問題は解決すると思います。

トラブルの原因はネットワーク環境の場合が多い

私の経験上、Web会議システムなどのインターネット回線を利用した会議システムで、ほとんどの音声トラブルがネットワーク帯域が足りないことが原因であることが多かったです。

今まではインターネットでメールやネットサーフィンやネットで調べものをするだけだったため、Web会議のように常時ネットワーク通信するような機会で、はじめてネットワーク帯域不足に気づく方も多いことと思っています。

まずはこの記事で紹介したネットワーク環境の速度を適切に抑え、ネットワーク環境の速度問題でないことをはっきりとさせて、CPUやメモリのリソース不足を念のため抑えると良いと思います。